第5回 全日本ストリートボード選手権大会 レポート

AJSC2015 第5回全日本ストリートボード選手権大会

いやー凄かった! 凄かったです!

今年の全日本ストリートボード選手権大会は去年にも増して凄かった! 参加人数こそ増えず選手達の顔ぶれは去年とほぼ同じ。だがしかし、内容が全然違います! 予選からダウンレール攻防戦!笑 正直、目の前のパフォーマンスが信じられませんでした。日本のストリートボードレベル、確実に世界に近づいております!

ぼちぼち試合慣れしてきてる選手。初めての出場で楽しさと悔しさを知る選手。日々、仕事に勉強に忙しく練習不足ながらもめいいっぱい楽しむ選手。自分の限界を超えた技を成功させるために恐怖に立ち向かう選手。冷静に着実に勝ちを取りにいく選手。完全にお祭り気分の選手。

主催者側が言うのもなんだが、こんなに面白みのある競技会イベントに携われて幸せに思う笑。今のこの世の中、ありとあらゆる物事が存在しきっている。しかし、日本におけるストリートボードシーンは、生まれたてで只今成長の真っただ中。何かニッチでマイナーなものが、じわじわと多くの人々に知られていく途中。そのドラマを作ってくれているストリートボーダー達が集まり戦う競技会が全日本ストリートボード選手権大会。

今年からスタートしたストリート部門

もっと早くこの部門を開催すれば良かったと思わせるほどのパフォーマンスでした。5年前くらいまでダウンレールを降りられるのは、第1回全日本大会優勝者の土井次郎選手だけだったのに、今となっては普通みたい笑。もはや50-50で降りても勝てないんですね。

勝つために自身の限界超えのボードスライドへの挑戦は、とても恰好良かった星野達哉選手!

去年までは全体的にメイク率の低かった540エアー、ウォールライド。ともに綺麗にメイクしてきた橋詰光一郎選手。

さらに先に行きます! と言わんばかりの伴場光之介選手のフロントフリップ! 直後にGabi Munozが、「なんて勇気だ!! 」と言ってました。

また、他の選手達とは違った方向にスポーツ自体を牽引するスウィッチマスター、武田亮選手のダウンレールでのスウィッチ50-50、スウィッチ・ボードスライド。もし、運動神経を一本一本数えられたらダントツ一番じゃないかな?!笑

しかし、それらを大きく上回ったのは、宇田川修人選手。クォーターパイプ・トランスファー・テールブラント! とんでもない高さですよ! しかも、降りる際はおのずとフェイキー着地。あの高さからフェイキー着地。外国人勢が「アンビリーバブル!! 」と言いながら、凄すぎて動揺してました。すべてのライディングが「素晴らしい」という言葉では安っぽくなってしまうくらいの演技でした! 優勝おめでとうございます。

さて、ガールズミニランプ!

今年で2回目の開催、相変わらず美しいコンテストでした! 色々な意味で女性らしい技の数々。丁寧で着実。まるで、パズルを着実に完成へと導いていくようなパフォーマンス。決して焦らず慌てず。そして、それが最速で最適な形と知っているかのように魅せてくれました。

菊池有賀選手のブラント180out,50-50 270out。片山佳実選手の270in-270out,360エアー。そして、優勝者の村松彩葉子選手のフィーブル270out! 審査員のGabi Munozが「おれもやったことない、、、」って言ってました。

そして、今年からはこのガールズミニランプ部門での優勝者も、JSO公認プロライダーの資格が得られます。優勝した村松彩葉子選手は、日本第1号の女性プロストリートボーダーとなりました。おめでとうございます!

ミニランプ部門、今年もやはり白熱しましたね!

競技を行う上で十分な高さと横幅を持ったミニランプのはずが、大会の日はとても小さく見える。選手たちのパフォーマンスが大きく大きくなって、ステージが足りないなと感じた。昨年までは、ファイナリストしか出来ない技の領域というものがあった。しかし、今年は準決勝からそれらの領域の技が飛び交った。橋詰光一郎選手のロデオフリップがそのひとつ!! 特別だったものが、そうではなくなり、さらに新たな特別が生まれる。こんなに素晴らしいムーブメントが今のストリートボードシーンでは起きている。

すべてのパフォーマンスにおいて牽引している宇田川修人選手の決勝戦でのエアーはBIGGEST,HIGHEST!ロデオからのロデオ。彼にとって重力の法則は自分で決めてるみたい!

そして、もうひとりの牽引者、武田亮選手。「スウィッチ!」。当日、彼の出番の時、何回マイクで言ったことか。笑 なぜならば、メインスタンスとスウィッチスタンスの切り替えが速くてスムーズで、うっかりすると難易度を見失ってしまうから! 中でも印象に残るのは、スウィッチ・アーリーウープ、スウィッチ540エアー、ともにはるか高くコーピング超え! 当然のことながら入賞。意外にも初入賞。長年の夢を掴み取りました。おめでとうございます!

さあ日本のスーパースターのひとり、中村颯冴選手。ストリートボード歴3年で、あのスタイルと安定感。グラインド、スライドの支配力。自分で伸ばして自分で止めてと、コーピング上で自由自在のバランス感覚。ブラントスライド、とても素晴らしかったです。最高級な基礎を持っているだけに、発展未知数ですね! 全国2位、おめでとうございます!

ミニランプ部門2連覇を果たした伴場光之介選手。やはり1番になるには訳がある。改めてジャッジメント・シートを見返してみると、伴場選手は他の選手と比べて、トリックの種類を一番多く網羅したパフォーマンスをしています。ひとつひとつの技の完成度、安定感が高く、そしてスピードを落とすことなくすべてが繋がっている! ごちそう様と言う他ないですね! 優勝おめでとうございます。

いつも大会中盛り上がる音楽をかけ続けてくれるDJチェーンソーさん、お仲間さん達、DJ HALUさん。美味しいご飯があるから戦える! マッキーさん。一日中、写真を撮ってくださったトニーさん、中村夫妻、神藤さん、オッシーさん。スピーディーな集計、あらちゃんのんちゃん。一日中ストップウォッチ片手に時間管理してくれた、ひろみちゃん。審査員、Victor Murstig,Gabi Munoz,Brian Beatty,Jiro Doi。お忙しい中、ローラースケートパラダイス山本さん。大会TシャツいつもありがとうROIAL。会場TRINITY B3 PARKさん。そして、大会への貴重な貴重なご協賛をいただきました皆さま。

ライダーの、ライダーによる、ライダーのためのストリートボード。今年も皆さまのおかげで全日本ストリートボード選手権大会を無事に終えることが出来ました。ありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

第5回全日本ストリートボード選手権大会結果報告

アグレッシブ部門

<ストリート>

  1. 優勝 宇田川修人(東京都)
  2. 準優勝 武田亮(神奈川県)
  3. 第3位 伴場光之介(東京都)

<ガールズミニランプ>

  1. 優勝 村松彩葉子(東京都)
  2. 準優勝 片山佳実(埼玉県)
  3. 第3位 菊池有賀(神奈川県)

<ミニランプ>

  1. 優勝 伴場光之介(東京都)
  2. 準優勝 中村颯冴(東京都)
  3. 第3位 武田亮(神奈川県)
AJSC2015 第5回全日本ストリートボード選手権大会 スコア

各選手のスコア一覧

AJSC2015 第5回全日本ストリートボード選手権大会

皆さまのおかげで無事に終えることが出来ました。ありがとうございました。by主催者

AJSC2015 第5回全日本ストリートボード選手権大会 JSO Japan Streetboarding Organization